あてぶろぐ

農業高校と工業大学の道を辿ったエンジニアのブログ。

個別オーダーメイドカリキュラムは難しいがもの作り感があって面白い!

この記事は、Unity Advent Calendar 2019の10日目の記事になります。

qiita.com

ホントは先日のサイバーマンデーAmazon Echo dotを購入したのでAlexaとUnityの連携をやって記事化したかったけど、Alexaの方で参考にしていた記事通りに進めないことが多く、AWS Lambdaの関数を作る際に設計図でAlexa関連の設計図を選択する解説であるものの全て無くなっており、そんなこんなで他にも色々あって時間がかかって断念してしまいました><;

なので方針を変えて、今回はUnityのインストラクターをやって約半年が経ち、個別オーダーメイドカリキュラムは難しいがもの作り感があって面白い! 話をしようと思います。

Unityのインストラクター

今年の夏、Gotanda.unity #13でLTさせていただいた内容の通り、侍エンジニア塾を経由してUnityのインストラクターをやっています。

learning.unity3d.jp

www.sejuku.net

退職した6月の下旬からやり始めたので約半年が経ち、すでに卒業された生徒さんが3名でカリキュラム実行中の生徒さんが4名で計7名の生徒さんを担当しています。 そのためこれを気にふりかえりをやって、その内容を共有し、これから教育関連の仕事に関わりたい方の参考になれたらなって思います。

ふりかえり

早速やろうと思いますKPT

K: keep

  • 生徒さんの状況を把握して常に最適なカリキュラムにアップデートする
  • 基本的に予襲復讐ありきで進めていくものの進捗が良くない状況が2週以上続いたら色々提案する
  • 好き嫌いをなるべく出ないように楽しく進められるようにサポートする

オーダーメイドの醍醐味

生徒さん毎に要件は違い、その生徒さんのMVV(Mission Vision Value)をざっくり考えカリキュラムを最適化しないとなぁ、ということを最近考えています。 きっかけは4ヶ月目に入ったぐらいで1,3ヶ月コースの生徒さん2,3人が卒業されて、その他の生徒さんが6ヶ月コースの方だけになった頃にこの考え方が出てきました。

3ヶ月と6ヶ月では倍違うのでレッスンができる回数が多ければやれることが多く、色々と提案できるし、状況に合わせてカリキュラムを変えていけることもできます。 かといって半年やるからすぐにゲームやVRコンテンツを作れるようになるという考え方は必ず失敗することを肌で感じてもらうべく、コースの半分手前までにUnityでの開発でどれだけのスキルが必要なのか体験してもらうようにしています。

方法は簡単でひたすらミニゲームを作ってもらうようにしています。 いつも言っているのは、『マリオパーティーのミニゲームぐらいを月に2つ以上作れるように頑張りましょう!』とね笑

これはポートフォリオも増えるし、一気に色んな経験ができるのでレベルとか質とか関係なくやっていってます。 Unityには、Asset Storeという昔からすると夢のようなストアランドがあるのでフル活用して、とにかく最低限遊べられるゲームを作り込んでもらうことにしています。

P: Problem

  • 未経験でもゲーム開発ができるプログラミングスキルを3,6ヶ月以内に身に付けられる

終わりなんてない

実は、担当している生徒さんのレッスンをただ対応しているのではなく、たまに相談されて受講を検討中の方との面談を対応してたり、今度初めてやる体験レッスンなど対応したりします。 で、最近『やりたいことが固まっていて、そのゴールと今の距離のギャップが大きいなぁ。』と感じるケースが少しずつ増えていて、指導や講師だけでなくコンサルもやる形になるので結構面白いなぁって逆に楽しんでます笑

だいたいゲームを作れるようになりたいというところからUnityを選択されるケースが多く、たまにプログラミングを学びたくて取っ付きやすそうなのがUnityだったという方もいらっしゃったり。 どんなケースであれ、入り口としてUnityの選択は全然良い方だと思うのでそこに問題はないんですが、Unityだけやって他は何も考えていないってのは最初はよくてもカリキュラムが終わっても変わらないのはマズイと思っていて、色々やりたくなるような工夫をちょいちょい挟んでいたりしてそうならないように誘導してたりします笑

常に上のP3つが常に課題で、カリキュラムのルールとして宿題は当たり前だから生徒さんに予襲復讐が前提で何とか進められているものの、どこまでやっていればよくてあとはゲーム作っていきながら復習とトライを何度も繰り返して身につけてもらうスタイルはどこからが通用しないのか、通用しないケースが出てきたらどう対処するのか。 1ヶ月丸々C#/プログラミングの基礎だけやるのはモチベーションは下がるし、楽しくないし、つまらなくて辛いだけなので、絶賛ベストプラクティスを試行錯誤中です!!><

T: Try

  • 定期的にゲーム/コンテンツを作ってシェア

Slackのグループ開設

先日、担当した生徒さんに入ってもらってオススメな情報をシェアしたり、QA対応やコミュニケーションの場として運営し始めてみました。 Unityゲーム開発者ギルドをインスパイアしており、活発な場になり始めたらタイムズチャンネルを作りたいなと考えます。

ホントに成し遂げたい目標があって意欲がある方であれば活発に意見交換とかされると勝手に思っていたんですが、僕の第二のツイートの場になっているのでちょっと残念な感じです笑

意図的に使いましょうと言ってないので、使ってもらう施策を考えてやるとして、まずは自分が何か作ったものをQiitaやunityroomにアップしてそのリンクをシェアして誘導してみようかなと。

とりあえず

目的目標があってそこは申し分無いので、執着するのはとても分かるけど、それよりも『もの作り』を楽しんで欲しい。