あてぶろぐ

農業高校と工業大学の道を辿ったエンジニアのブログ。

認定スクラムマスターになる

2019年・令和になって初ブログになるぐらいあてぶろぐを放置していた岩本です。

題名にある通り、先日、認定スクラムマスターになりました。

 

なのでスクラムマスターになる前やなった流れなどについて淡々と書いていこうかと。

 

アジャイルスクラム

説明大変なのでググってくださいmm

 

と言い切りたいですが、スクラムマスターの最初のお仕事はスクラムについて関わる人全員にアジャイルスクラムについて説明と理解をしてもらうことだと研修で学んだのでちゃんと紹介します><

アジャイル

https://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA

アジャイルは、ソフトウェア開発の手法です。

短期間(1~4週間)でイテレーション(反復で短い期間単位のこと)を回し、1回のイテレーションで要件定義、設計、開発、テストなどを終わらせてリリースまたはデプロイする。
これにより、リスクを最小化・早期発見することが可能になる。

アジャイルソフトウェア開発手法の例として、エクストリーム・プログラミングスクラムがあったりする。

スクラム

https://www.kogasoftware.com/solution/system_development/development_style/agile_scrum/

そしてスクラムとは、アジャイルソフトウェア開発の手法であり、アジャイルフレームワークとも呼ばれている。
アジャイルがWebアプリの開発という例えなら、スクラムRailsやLaravelなどに付随するイメージですねー

スクラムになると、アジャイルで呼ばれるイテレーションスプリントという名前に変わったり、プロジェクトマネージャーではなくプロダクトオーナーがキモになります。

スプリント内で行う作業をストーリーと呼び、例えば「ログイン画面を実装する」というストーリーが上がったら「ページ 作成」「UI/UXデザイン 作成」「DB 連携」など他にも色々細かいタスクがあるが、それらは付箋を使ってテンプレートとして「何をやるのか」「誰が作業するのか」「何時間かかるのか(最大8時間)」を付箋上に書いて可視化したりします。

 
その他にも色々説明したいですが、流れを作りたいので概要程度にします笑

 

スクラムマスター を意識し始めた背景

仕事でスクラムをやり始めたのは、現職に勤めてからQAエンジニアの業務を作ってやり始めた際に運用しているプロダクトに入ってからでした。

現職を勤めてからスクラムをやるまでゲーム基盤のチームに所属していたときは、スクラム内で行われるカンバン方式KPT(ふりかえり)は使って仕事していたので、実際にスクラムをやる際は特に問題はなかったです。

スクラムを体験すると作業が可視化されてリスクを避けやすいと思う反面、ストーリーポイントは工数ではないが結局会話の中では工数ベースで話が進んでいるけどいいのか、今やってるスプリントでストーリーが終わらなかったら次のスプリントで継続しているけどいいのかなど、色々思うようになったもののそのプロダクトに合ったスクラムに改善されて進んでいるため、それもアリなんじゃないかなぁと思っているもののモニャってました。

それなら認定スクラムマスター研修を受けて色々スッキリさせるとともに認定スクラムマスター になっちゃえば一石二鳥じゃん!と思って受けてきました笑

認定スクラムマスター研修

今回、アトラクタさんが定期的に開催している認定スクラムマスター研修を受けてきました。

www.attractor.co.jp

参加してきて個人的に思ったこと感じたことですが、

  • 30,40代の方が8割以上
  • エンジニアは全体の半分以上
  • 管理職(マネージャーやディレクターなど)の方が3~5割?
  • ウォーターフォール型からアジャイル/スクラムなどをやろうと考えている方が多かった
  • BtoB案件で仕事している方が大半
  • 英語を聞ける使える方が2~3割ほど
  • 現状の現場での課題を解決するための鍵となる答えを求めていろんな方が頻繁に講師の方に質問されていた
  • QAコーナーの質問とそれに対する答えがとてもタメになる
  • ...etc

というような感じでしたが、特に20~30万ほどの大金を使って受けて認定を取るだけの内容だと感じられたのでホント良かったです。

費用などについて

ちなみに研修費ですが自腹で受けました。
会社の費用で受けられたと思うんですが、そうなるとある一定の時期は会社にフルコミットしないといけないだろうなぁと思ってしまい、それは全然当然なんですが個人的にあまり好きじゃないので思い切って自腹で受けることにして認定を取りました。

その研修の費用ですが、僕が受けたアトラクタさんの認定スクラムマスター研修の費用は、東京の会場で開催され2日間お昼や飲み物付きで¥216,000(税込)
他にもスクラムマスターの研修を受けられるところはあって、

www.odd-e.jp

www.jp.agilergo.com

なども見つかり、受ける前はどこに受けに行ったら良いのか悩みました。

Odd-eさんも東京の会場で開催され3日間でお昼や飲み物付きで¥324,000(税込)
アギレルゴコンサルティングさんは大阪の会場で開催され2日間お昼や飲み物付きで¥216,000(税込)
という感じでいずれも平日に開催されるので仕事を休んで参加することになります。

そして、全研修の内容を読むとほぼほぼプログラムに変わりはなく、認定試験はScrum Allianceのサイトから受ける形のようでした。
なので単純に2日で費用が安い研修にしようと考え、また翻訳ガイドがある上でガブリエルさんから教わるのならと思い、アトラクタさんの認定スクラムマスター研修を受けることにしました。

 

研修を受けて

研修内容なんですが、書くのすごい長くなるし、もしかしたら定期的にプログラムの中身は変わっている可能性があるので、実際に受けてきてくださいとオススメしておきます笑
というのもスクラムは、変化に強くないといけないことと定期的に実験を繰り返すことを行うので、講師は常にそのように話しながら研修中に僕ら受講者に対して実験をされてました。

そして、これも解説されていて確かにそうなんですが、スクラム勉強したからといってすぐできるものではなく、ノウハウをもとに状況に応じて実験をしながらスプリントを回し、常に思考し続けながら活動しなければならないので、研修を受けたからといってどんな現場でも同じクオリティでアウトプットできることはほぼほぼできないようです。

冒頭にも書いてある通り、スクラムマスターの最初の仕事はスクラムを理解してもらう活動であり、POになる方や会社やステークホルダーに対して利害関係を明確にして理解してもらう活動が必要だと教わりました。

なので研修内容を知りたいのなら、もうスクラムマスター研修を受けるべきです!笑

 

試験について

認定スクラムマスターの試験ですが、公開できない内容だったはずなので試験結果ですがこんな感じでした。

まぁ、試験と言っても資料見ながら受けられる内容なのでミスが無ければ普通に受かりますね。
ちなみに研修を受けた後に2回まで無料で試験を受けられるんですが、それ以降は1回受けるのに$25かかるようです。

あ、あとこれは気をつけるポイントなんですが、試験は研修を終えた90日以内に受けて合格しないと期限切れになるようで、認定スクラムマスターになると期限は2年で合格すると↑上のように認定書がもらえるんですが、認定の期限の開始日が研修の最終日になっているので早めに試験を受けて合格しておいた方が良いようです^^;

全体的な感想について

仕事でスクラムをやっているのであれば、スクラムマスターだけでもいいから認定スクラムマスター研修を受けるべきだと強く思うようになりました。

また、受ける前にモニャっとしていた内容ですが、

「ストーリーポイント」は単なる目安にすぎない
「ストーリーが終わらなかったら」本来なら継続せずスプリントプランニングで再検討何だけどもゲーム案件はなかなか厳しいため今の形で問題なく進められているのか良いのかな

という感じでそこそこ晴れました笑

 

さて、スクラムは経験主義なので認定スクラムマスターになってもこれからスクラムマスターとしてやっていくことが大事なので、とにかくこれから頑張っていこうと思います!

でも直近はスクラムマスターができるか分からないので、プライベートで何かできたらなって考えてます笑

 
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これ↑最後にやったボードゲームですごく欲しいですよねー